MacProの修理

 先日、MacProが起動しなくなりました。結局はグラフィックボードがお亡くなりになったのが原因だったのですが、その顛末を書いておきます。

 環境は2006年初代MacPro メインで使っているOSは10.6です。HDDは4台積んでおり、10.4, 10.5, 10.6をそれぞれインストールしたもの3台とバックアップ用の1台で構成されています。AppleCareは切れています。

 最初はいきなりでした。
Safariを利用していて突然フリーズしたため、ショートカットキーを押して強制終了ダイアログを呼び出したのですが、応答がありません。マウスやキーボードも使えない状態で、2、3分放置しても変化が見られないため、電源ボタンを長押ししてシステムを終了させました。それから再度起動を試みますが、アップルマークが出るところまではいきますが、ブルースクリーン状態で左上隅にレインボーカーソルがくるくる。おかしなことにマウスのポインタは別途表示されます。再度強制終了して、optionキーを押したまま電源キーを押し、起動ディスクを選択しようとしますが、10.6をインストールしているディスクを選択できません。仕方がないので10.4を選択し、起動を試みるもののやはり途中で止まってしまいます。何度か強制終了と起動を繰り返すうちに起動ディスクの選択さえできなくなり、グレーアウトした画面表示になって動かなくなってきました。セーフブート、シングルユーザモードでのブートやPRamクリアを試してみましたが反応が変わらず、どんどん悪化していくようでした。

 事ここに至ってApple Store店舗ヘ駆け込むことになりました。持ち込んだMacProをジーニアスがネットブートして検証をすると、ロジックボードが怪しいとのこと...。約42,000円のロジックボードを交換してもらうことで修理をお願いしました。ところが後日、ビデオカードの不具合によるものと判明し、ついては55,000円かかるがよろしいか、と連絡が来ました。修理をお願いしたときにもチラッと話はあったのですが、修理センターを通して修理を依頼すると上限51,000円程度で抑えられるとのことでしたので、その手続きについて確認したところ以下のようなものでした。

1)修理センターにはMacProはApple Storeを経由して依頼できない。(MacBookなどはできる)
2)再度MacProを自宅に引き取って自分で修理センターへ依頼をかけなければならない。
3)Apple Storeでは修理を終えている。修理センターに依頼する場合は再度ビデオカードを取り外す。

 とりあえずApple Storeで修理してもらったものを翌日引き取ることにして電話を切りました。とはいえ逝ってしまったビデオカードはGeForce 7300GTで、今となっては型遅れの古いものです。それを新品とはいえ5万円超はどうしても納得がいきません。別のビデオカードが使えないかと調べてみると、2010年のMacPro用ビデオカードATI Radeon HD 5770 Graphics Upgrade Kit for Mac Pro(Mid 2010)が載る様子。しかもネットのApple Storeで今も売っていて、値段は23,800円!でした。引き取り前にそのことをApple Storeに相談すると、修理キャンセルして引き取ってもらって自分で交換してくださいということでした。Apple純正品なのに取り付けしてくれないのも、なんだかなぁ(阿藤海風に)と思いつつMacProを引き取って来ました。

 後日、アマゾンに注文したビデオカードを交換したら何事もなかったかのように動きました。データも壊れておらず一安心。グラフィックボードの違いは少し表示がキビキビしてるかも、と思う程度ではっきりとは実感できませんでした。OpenCLにも対応しているハズなので、多少なりともその恩恵を期待していたのですが、そういやOpenCLに対応してるソフトって...とよくわからないカンジです。

 誤解のないように書いておきますが、アップルストアのスタッフの対応はエキスパートなものでした。結局タダで故障個所を検証してもらってこちらとしては心苦しい限りです。しかし、Appleのリテールがユーザー目線にはなっていないことに失望しました。後日Appleから電話を頂きましたので、以下の2点について改善要望させてもらいました。

1)MacProのようなデスクトップ製品こそApple Storeを通して修理センターで受付できるようにしてほしい。
2)他社のパーツならいざしらず、純正部品などは修理保証なしなどの扱いでもかまわないので、取り付けしてもらえないものか。

 今改めて考えると1についてはすでに修理が終わっていたのだから、修理センター扱いで処理してもらえれば、ユーザーもApple側も時間と費用が節約できるのではないかとも思います。

 もう一つ老婆心ながら今回の私のケースの場合、Apple Store実店舗での手間代は請求してもいいんじゃないでしょうか。直営店がある地域とない地域での格差は残りますが、やはりiPhoneなどを交換対応してもらえるのは助かります。こういったサービスを存続させるためにも、店舗として損をしない程度に長く営業を続けてほしいと思います。今のうちはいいけど、ジョブズ亡きあとどうなるかはわかりませんので。
JUGEMテーマ:コンピュータ


vow | Mac | 23:05 | comments(0) | trackbacks(0)

FaceTimeの作法?

 iPad2を買った友人とFaceTimeをしたいがために、Webカメラを購入しました。買ったのはMac10.5以降対応のバッファロー社製のBSWHD02BKという機種。720pではありますが、HD対応だったので画質の良さを期待したのですが、FaceTimeが今年発売のMacBookPro以外ではHDビデオ通話に対応していないという落とし穴があり、ちょっと残念な感じです。でもセットアップもインストールもせずに、USBに接続しただけで認識、使えるようになっているのはありがたい(当たり前?)。


 Snow LeopardのApp StoreからFaceTimeを購入して、いざ接続。と思ったのですが、どうやってもつながらない。かけた側では呼び出し音は鳴るのですが、相手側の反応がまったくない状態。Appleのサポートコミュニティで調べてみるとココに行き当たりました。それによると、


FaceTime 環境設定にて アカウント > 場所を変更 > 地域:日本
ここで地域が「日本」以外だとiPhoneへ接続できない

らしい。早速確認してみましたが、ちゃんと地域は日本になっています。おかしいと思いつつ、「保存」をクリックしてやるとあら不思議、つながるじゃありませんか。表示は日本になっていてもきちんと設定が保存されてないことがあるみたいですね。Macからはつながったので、今度はiPad側から呼び出してもらったのですが、ウンともスンともいいません。iPad側でも設定を「保存」してもらうと、すんなりつながりました。つながってみれば快適です。アプリを起ち上げていなくても呼び出してくれるので電話が必要なくなりそうです。まあMacが起動していないとダメですけどね。iPhone5はいつでるんだろう。


 Macは操作がわかりやすい、というか直感的なのでAppleのサポートにも操作マニュアルなど、きちんとしたものがあまりないのですが、その分ユーザやメディアが使い方を教えてくれるという、古きよき?伝統みたいなものがあって助かってます。本当はこんなバグみたいなものはないのが一番いいんですがね。とりあえず私も拡散しておく次第です。

vow | Mac | 23:52 | comments(0) | trackbacks(0)

今すぐできるボランティア

 グーグルの東日本地震まとめサイトという記事で紹介した、Googleの画像共有サイトPicasaを使った避難所名簿共有サービスでボランティアを募集しています。

共有された被災者名簿のパーソンファインダー登録についてご協力のお願い

 参加方法は以下のページに詳しく載っています。
Google Crisis Response ボランティア

 興味半分で参加してみたのですが、これがけっこうハードな作業でした。

 けっこうわかりにくいところもあるので、参加する方はあらかじめ参加方法のページをプリントアウトしておくことをおススメします。


 まず、パーソンファインダー登録をしていない画像を選びます。コメント欄に「PF開始」とか「PF完了」と書かれていないものです。これは一覧をみただけではわかりませんので、画像を一枚選んでクリックします。すると画像の下にコメント欄があります。何もコメントされていないものもあるかと思いますが、テキスト起こしは済んでいるものがほとんどです。画像がテキスト化されているものでもパーソンファインダー登録されているわけではありません。本来はGoogleサイドでこの作業をすることになっているようですが、これがなかなか進まないために上記Googleからの協力依頼になっています。


 パーソンファインダーへの登録をしていない画像を見つけたら、まずログインして「PF開始」とコメントします。コメントを入力し終わったら、他の方が「PF開始」していないか画面をもう一度よく見てください。閲覧している間に他の方が作業をし始めていることもあります。新しいコメントが記入されることもありますので、パーソンファインダー登録作業中もときどきページを再読み込みしたほうがいいでしょう。


 テキスト起こしの終わっていない画像もありますので、それは画像からテキストを起こして画像のコメント欄に入力します。この作業だけでもボランティアになります。


 パーソンファインダーへの登録をしていくと現在作業している画像とは別の日に撮影された同じ場所の画像から登録されていることもあります。ここでパーソンファインダー登録を完了してはいけません。以前にパーソンファインダーに登録された元になっている別の画像を開きます。ここでその画像から起こしてあるテキストを現在作業中の画像のテキストと突き合わせします。以前の画像では読み取れなかった文字が読めたり、以前の画像では見切れていたところがあったりします。また、次が肝心なのですが、追加されている名前があったりします。以前の画像のページにも新たにわかった読みなどをコメントしておくと情報がはっきりします。


 すでに同じ場所の情報をもとに安否情報が入力されているものは、あらためてパーソンファインダーへ情報登録しなくてもいいと思いますが、前述のように以前と読みが違った名前や追加されている名前に注意してテキストの突き合わせとパーソンファインダーへの登録を行ないます。


 また、知り合いや家族が連れ立ってその避難場所へ記名していることが多いので、別の人の安否情報からその知り合いの安否情報が登録されていることもあります。そこから読めなかった名簿の名前がはっきりすることもありますので、あらためて画像から起こした名前のテキストを更新しておくとはっきりします。そのときどこでそれがわかったのかリンク元も記入しておくとより確かです。


 確認と入力が終わったら「PF完了」をコメントして作業終了です。



 今回けっこう迷ったのですが、読みのあいまいな名前は登録しませんでした。またすべてカタカナで名前が記入されていたり、名前だけカタカナだったりするとやはり人物の特定は難しいので新規登録は避けました。そのことはコメント欄に記入しておきましたが、やはりもやもやとしたものがあります。この人を探している人はいるんだろうか。この人の戸籍は記録として残っているんだろうか。


 このへんの名簿への記入方法などは平時にこそ広く議論、整備されるべきだと思うし、アメリカの社会保障番号のような制度はやはり導入すべきだと思います。住民基本台帳という制度をきちんと災害にも対応できるように整備できていなかったのは本当に残念です。

vow | - | 19:51 | comments(0) | trackbacks(0)

計画停電地域一覧: 東京都 神奈川県 千葉県 埼玉県 静岡県 山梨県 栃木県 群馬県 茨城県

計画停電地域一覧: 東京都 神奈川県 千葉県 埼玉県 静岡県 山梨県 栃木県 群馬県 茨城県

またまたGoogleマップです。このグループ分けじゃ混乱して当然だなぁ。
vow | - | 00:26 | comments(0) | trackbacks(0)

東北関東大震災・非公式・放射性物質モニタリングポストMAP

東北関東大震災・非公式・放射性物質モニタリングポストMAP

というGoogleマップのマイマップ機能を利用したページをMiCRO FILMという会社が編集公開しています。


 これを見て初めて知ったのですが、

環境防災Nネット
http://www.bousai.ne.jp/tex/index.php

(アクセスが増えているようなのでここではテキスト版を紹介しています)

というサイトを文部科学省が公開していて、この中に「原子力施設等周辺環境放射線データのリアルタイム表示」という機能があって、各地の環境放射線データがリアルタイムで表示されています。これを見ると渦中の福島や宮城は「調整中」で表示されていないのですが、そのほかの地域は茨城以外ではもうまったくの正常値を示しています(3/16 23:00現在)。これを見てもらえば一目瞭然で、必要以上に気を揉むことはないでしょう。


 ただ、今はアクセスの多さもあるのでしょうがこのサイトのつくりが基本的に重くなっています。私の感覚として、お役所の作るページは非力な閲覧環境のことは考慮していないことが多いように思います。


 また、単位のことへの説明も不足しています。テレビでよく言われているマイクロシーベルト(μSv/h)という被爆(放射線が人間に与える影響)の単位ではなくナノグレイ(nGy/h)という単位(放射線がモノに与えるエネルギー量)で表示されています。ミリは1000分の1すなわち10のマイナス3乗、マイクロは10のマイナス6乗、ナノは10のマイナス9乗なので、1ミリシーベルトは1000マイクロシーベルトになります。グレイとシーベルトの関係については排出放射性物質影響調査サイトの

放射線の単位(グレイとシーベルト)

に詳しく解説が載っています。また、日本原燃の

単位 nGy/h とは?

によりますと、おおよそ1Gy/h=0.8Sv/hとなっていて、すなわち1nGy/h=0.8nSv/h=0.0008μSv/hと換算することができます。観測値で正常範囲の上限とされている100nGy/hにしてもたかだか0.08μSv/hにすぎません。これを年間に直すと
0.08 × 24(時間) × 365(日) = 700.8マイクロシーベルト
にしかなりません。世界平均の年間2400マイクロシーベルトに遠く及ばない値です。

vow | - | 23:45 | comments(0) | trackbacks(0)
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